株式会社ソーシャルインベストメント

一歩進んだファンダメンタルズ分析を学べる株式投資おすすめ本

株式投資において、業績や財務など、その企業の本質的価値にもとづいた分析をするファンダメンタルズ分析。

PER、PBR、ROEなどの指標をもとに株価の割安度やその企業の成長性を見きわめるのがまずは第一歩でしょうが、それでも思うような成果が上がらない方や、より深い分析をしたい方のために、「一歩進んだファンダメンタルズ分析を学べる株式投資おすすめ本」を4冊、ご紹介させていただきます。

國貞克則『増補版 財務3表一体理解法』

株式投資を始めたての方は、テレビやインターネットで話題になっている企業や、投資雑誌のおすすめする企業などを買うことが多いのではないでしょうか。

そして中級者以上になると、決算書を読んで深い分析をするようになるでしょう。

しかしそこで、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の財務3表の読み方がわからなければ、定量的にその企業を分析することはできません。

そんな財務3表の読み方を、非常にわかりやすく一から説明してくれるのが、この『増補版 財務3表一体理解法』です。

財務3表にはそれぞれつながりがありますので、それを重視しながら、会社を創業してからの出来事をシミュレーションして順番に財務3表を埋めていく形式をとった本です。形式的なことだけでなく、そこに書かれた数字の本質的な意味を理解することができる内容だといえます。

このような会計の基礎を学べる本は、ファンダメンタルズ分析による株式投資の研究をしていく際には、欠かせない本なのではないでしょうか。

勝間和代『決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール』

次は、マスメディアでも有名な勝間和代さんの本をご紹介します。彼女は公認会計士の資格取得者でもあり、マクロ経済評論だけでなく会計にも詳しいようです。

この本の特徴的な点は、決算書を読み解き、「儲かっているように見せかけている会社」を見抜く方法が示されていることです。合法か否かに関わらず、決算書の「見栄え」を

良くすることは可能です。それを見抜くためのチェックポイントを、この本は示してくれるのです。

マスメディアに取り上げられて有名だから、社長がカリスマだから、といった理由で私たちは特定の企業を過剰評価しがちです。

しかし、数字にはその企業の実態が痕跡として残されています。そんな数字が冷徹に語るものを、この本は見抜けるようにしてくれます。投資家がどんな株を買ってはいけないかを、この本は示してくれるのです。

ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙 第4版』

ご存じ、世界一の投資家などとも称されるウォーレン・バフェット氏関連の本です。

著者ローレンス・A・カニンガム氏によって編集されていますが、バフェット氏本人が自社の株主に充てた手紙を集めたのがこの本です。多数存在する「バフェット本」の中で、現時点では唯一、バフェット氏本人が書いた本だと言えるかもしれません。

内容は多岐にわたり、その投資哲学についてはもちろん、企業統治、合併と買収、企業価値評価、会計、税務、などについても書かれています。バフェット氏の投資についての考え方、企業経営についての考え方を、深く知ることのできる1冊です。

どの企業が有望で、そこにいくらの価格で投資をするかという、ファンダメンタルズ分析をする投資家にとって最も気になることへのヒントが、満載の本だといえます。

パット・ドーシー『千年投資の公理―売られ過ぎの優良企業を買う』

バフェット氏は、特定の企業が持つ永続的な優位性のことを「経済的な堀」と表現しました。

周りに堀のある城は、敵に攻められません。そして経済的な堀のある企業も、他社が侵入してくるのを防ぐことができ、その繁栄が永続するのです。

金融・経済情報の提供で有名なモーニングスター社の株式リサーチ部門ディレクターである著者、パット・ドーシー氏が、そんな経済的な堀について豊富な実例を挙げながら解説し、どんな企業が経済的な堀を持つのかを示してくれるのがこの本です。

ファンダメンタルズ分析においては、定量的な分析とともに定性的な分析も重要になってきます。ゆえに、その企業が経済的な堀を持つか否かも、重要なチェックポイントとなります。その見極め方を学ぶことができるのが、この本なのです。

まとめ

その企業の本質的価値を知ろうとするファンダメンタルズ分析においては、数字を読みこなすこととともに、より広い視野からその企業の価値を評価する必要があります。

それらを学ぶことができるおすすめ本4冊をご紹介しましたので、どうぞ参考になさってください。

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