株式会社ソーシャルインベストメント

【配当金ランキング】どの株を買えばいい?

株式投資を始めたいと思っても銘柄は3700種もありますから「何を基準に銘柄を選べばよいか」迷うかもしれません。

将来性であったり、その企業に期待する気持ちがあれば、その企業に投資してもよいかもしれません。

しかし、なかなかそういった企業を見つけられない場合には、「配当金」によって銘柄選択するのもひとつです。

本記事では配当金をランキング形式でご紹介しながら、「配当金」を基準にした考え方をご紹介します。

目次

高配当金の銘柄は500銘柄以上もある

株を頻繁に売買して儲けるキャピタルゲイン狙いの投資法の対局あるのが、株式を長期保有することで配当金を受け取る配当金狙いの投資法です。

銀行預金は日銀のマイナス金利の影響を受け、普通預金の金利は0.001%と非常に低い状況が続いており「預金をしているだけではお金は殖えない」のが、ここ20年程の日本です。

しかし、昨今の日本企業は株主重視の考えが強まっており、配当金は増加傾向にあります。

高配当と呼ばれる株は配当利回りが「3%以上」とされていますが、現在は500銘柄以上もあります。

高配当金ランキング

それでは配当金が多くもらえる銘柄をランキングでご紹介します。

あおぞら銀行(8304)

日本の多くの企業が年1回の配当金としているのに対し、あおぞら銀行は年4回も配当している珍しい企業です。

直近の配当金は1株39円で、2020年3月31日に決定されています。

現在は1株1,950円ですから2%。これが4回あるのですから、8%程度になることが期待できます。

株主還元の意識が高く、配当性向を原則50%とすると発表もされています。

金融株に興味があるのであれば、検討したい株式のひとつでしょう。

JT(日本たばこ産業)(2914)

日本たばこ産業は、たばこ販売の企業として知られています。

しかし、年々たばこを吸う人も減り、吸ってよい場所も制限され続けています。

もちろん愛煙家もいまだ多くいますが、今後はどうなのだろう?将来性は?と疑問に感じる人もいるでしょう。

電子たばこを主力商品として販売を始めている他、最近では、たばこだけでなく、医薬品、食品、飲料の製造、販売なども手掛けています。

現在の株価は2,100円です。この数年はたばこに対する逆風があり株価は下がり続けています。

一方、配当金は154円と高く、7.3%という配当利回りです。

しかも、配当性向は90%で、非常に株主への還元が高いと考えることができるでしょう。

出光興産(5019)

ガソリンスタンドでおなじみの出光興産。

特に車を運転する人には身近な企業ではないでしょうか。

2,276円(2020年6月26日現在)で、2020年3月期の配当金は160円ですから、配当利回りは7.03%程度となります。

この10年の株価の推移をみると大きく動いているので、配当金目当てとしてもあまり高値掴みをすると損切を検討しなければならなくなるかもしれません。

長期間の株価の推移、そして今後の石油業界の将来性を見極めて投資をするとよいでしょう。

SUBARU(7270)

自動車メーカーのSUBARU(スバル)も配当金が高いことで知られています。

自動車だけでなく、航空宇宙産業の分野も主力とされていますが、現在のところ売り上げの95%は自動車部門となっており、航空宇宙産業は将来的に発展できれば有望と考えられるでしょう。

2020年3月期の配当金は中間、期末を合わせて100円でした。現在の株価が2,273円ですから、4.4%程度となります。

意外と少ないと思われるかもしれません。

実は2020年3月期は新型コロナウイルスの影響を大きく受け、配当が5年ぶりに減少しています。

SUBARUは海外での自動車販売のシェアも大きく、特に米国での販売店が制約を受けていると発表もされています。

1年前の配当も確認しておくと年間144円配当されていますから、6.3%程度となります。

これは、株式ホルダーも配当金が下がりガッカリしているかもしれませんね。

このように、不況や金融ショックが起こると、配当金も影響を受ける可能性があると理解しておくべきです。

過去の配当金も要チェック

2020年3月のコロナショックの影響を受け、株価だけでなく配当金も例年より減少している企業も多くあります。

また、急に減配となる可能性もゼロではありません。

「配当金が高いから」とその銘柄に飛びつくのは危険です。

これまで、どのくらいの配当金が出されているのか、それが長期間に及んでいるのか、〇〇ショックなどがあった時にはどうだったのか、過去の配当金推移もチェックしましょう。

今後のショックでも同様になるかはわかりませんが、経済危機がある場合のその企業の株主への対応を推し量ることができます。

配当金で余裕を得よう

銘柄を選びの選択肢として「配当金」を基準にした考え方をご紹介しました。

配当銘柄をランキングでご紹介しましたが、過去の配当金や配当性向なども確認して銘柄を選択なさってくださいね。

株式を保有しているだけで配当金が入ってくることは魅力であり、経済的にも余裕が生まれますが、株価下落のリスクがあることを忘れてはいけません。

【無料プレゼント】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)