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株式投資はいくらから始める?

株式投資をこれから始める人も、すでに始めている人も、いくらぐらいの資金を株式購入に充てればよいかは、気になるところではないでしょうか。

結論からいうとそれは、「無理のない範囲内で、いくらからでも」というのが適切だと思われます。

ではその根拠を、以下に示していきましょう。

そもそも少額からできるのが株式投資

まず、株式投資も含めてもっと広範に「投資」という行為を考えてみましょう。土地、建物などの不動産を買ったり、これから事業を始める人に出資をしたり、事業を丸ごと買ったりするのも、投資に当たります。

しかしそれらへの投資には、株式投資よりもずっとまとまったお金が必要です。またそれらの売買には、あまり流動性がありません。ちょっと値上がりしたから売ろう、いま現金が必要だから売ろう、というわけにはいかないのです。

また、定期預金も投資だといえますが、現在の低金利時代では、相当な金額を預けなければまともな利回りは得られません。したがってそれも、株式投資よりずっとまとまったお金が必要だといってよいのではないでしょうか。さらに、一定の預け入れ期間を必要とするのが定期預金ですから、流動性も高くはありません。

一方、株式の場合は、もっとずっと安い金額から投資を始めることができます。流動性も高く、株価が大暴落しているタイミングでもなければ、指定した金額で売却することも難しくありません。

確かに、日本の個別銘柄株に投資する場合には「単元」があり、100株や1000株からといった単元ごとの売買が基本となっています。しかし現在は、SBI証券など一部のネット証券会社で単元未満株の売買も行えるようになっていますので、1株ずつの購入も可能です。それを利用すれば、ごく少額からの株式投資が可能なのです。

単元未満株を買う場合は、株主としての議決権が得られない、単元株よりは売買手数料が高い、売買できる証券会社と発注のタイミングが限られるなどのデメリットもありますが、売却益も配当金も単元株と同様に得ることができますので、少額投資としては大きなデメリットはないといってもよいでしょう。

また、米国株に投資するならば、そもそも単元がありませんので、最初から1株ずつの売買が可能です。

このように、株式投資はそもそも少額からできる投資なのです。ですから、いくら以上必要、などというハードルはほぼないと言ってもよいのではないでしょうか。

株式投資に無理は禁物

さて、しかしながら株価というのは、常に上下しているものです。もちろん、値上がりを待って売ること、配当金を得ることが株式投資の目的ですが、自分の望むようにそれを実現できるわけではありません。投資キャリアの長い人ほど、それは実感しているのではないでしょうか。

2020年の3月に、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界中の株価が大暴落しました。そのようなことが起こり得るのが、株式市場なのです。そして、その時期に現金を必要としていたのに、それをすべて株式にしてしまっていた人は、大きな損害を受けたことでしょう。

ですから株式投資をする際は、どうしても必要な現金を別に確保しておくことをおすすめします。当面必要な生活費、住宅購入のための資金、子供の教育費用、老後のための資金など、その状況や必要金額は人それぞれで違うでしょうが、「必要な現金を確保しつつ、価格下落リスクを負ってもよい金額を株式投資に充てる」のが安全性の高い株式投資だといえるのではないでしょうか。

そしてだからこそ、株式投資はいくらから始めるのがベストかという問いには、「無理のない範囲内で、いくらからでも」という答えが適切だといえるわけです。

余裕もないのに高額なお金を株式投資に回す必要はありません。人それぞれ、いくらからでも、自分の状況に合った無理のない金額を投資すればよいのではないでしょうか。

ドルコスト平均法、年ごと半年ごと購入、(100-年齢)%購入などの手法

では、株式購入金額を具体的に決定するためのいくつかの方法を、最後にご紹介しておきましょう。

まず、「ドルコスト平均法」と呼ばれる手法です。

これは、「毎月いくら」「2か月ごとにいくら」など、決まった金額で、時間を分散しながら定期的に株式を購入していく手法です。

この方法だと、株価が安い時には多く買えますが、高い時には少なくしか買えません。高値でたくさん買うことを自然に防げるのです。ですから、無理のない金額を定め、この方法で株式を買い続ければ、買いすぎを防ぎつつ株価下落時のリスクを抑えながら資産運用ができます。「無理のない範囲で、いくらからでも」株式投資ができるというわけです。

また、株式投資に回せる資金がたまるのを待ち、年に1回や半年に1回だけ購入するという手法もあります。もちろん、3か月に1回でも、2年に1回でもかまいません。

この方法でもまた、「無理のない範囲で、いくらからでも」株式投資ができます。もしお金がたまらなければ買えない仕組みですので、安全性を保てるでしょう。

それから、「(100-年齢)%」の金額を株式投資に回す、という手法もあります。

例えば20歳ならば、「100-20=80%」なので、全資産のうち80%を株式投資に回します。40歳ならば「100-40=60%」、60歳ならば「100-60=40%」です。

これは、若いほど挽回可能なのでリスクを取り、歳を取るほどそのリスクを減らしていく、という目的を持った方法です。これもまた、自分の全資産に応じて投資金額が決まるので、「無理のない範囲で、いくらからでも」株式投資ができる方法だといえるでしょう。

まとめ

各種投資の中でも株式投資は、無理のない範囲内で、いくらからでも始められる投資です。

少額からも可能ですので、自分にとって無理のない範囲内での投資をおすすめします。また、ドルコスト平均法、年ごと半年ごと購入、(100-年齢)%購入など、自らルールを決めて投資をしていくのもよいでしょう。

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