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ストップ高の翌日は上がるor下がる?値動きの傾向を解説!

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この記事は、「ストップ高になった翌日の値動きの傾向が知りたい!」という人に向けて書きました。

ストップ高になったということは業績アップや良いニュースなどの好材料があり、買いが殺到して株価が大きく上昇した状態です。そのため、翌日以降の値動きの傾向が分かれば強力な投資方法として使える可能性があります。

では実際のところどうなのでしょうか?

ストップ高になった翌日の値動きの傾向は?

ストップ高になった翌日の値動きの傾向は「こうなる」とは断言できません。はっきりとしたデータがないため、「上がる」・「下がる」などとは言えないのです。

このため、ストップ高あとの値動きの傾向を利用して売買する手法は有効とは言えません。明確な傾向が分らないため、根拠がない確実性の低い投資になってしまいます。

そもそもストップ高で一番利益が上がるのはストップ高直前に買っていた場合です。ストップ高あとに買うのは出遅れた状態と言えます。高値掴みになるケースも多く、無理に買うのはおすすめ出来ないのです。

買いたいときは割高になっていないかチェックする

ストップ高になった銘柄をどうしても買いたいときは、その銘柄が割高になっていないかチェックしておく必要があります。

先にもお伝えしたように、ストップ高あとに買うと高値掴みになってしまうケースがあるからです。

割高になっていた場合、ストップ高あとに急激な下落が起こる場合があります。逆に割高でないときは引続き上昇していくことも期待できます。

このため、ストップ高になった銘柄が割高になっていないかを確認する必要があるのです。割高か否かを調べるのは以下の指標を使うのが基本です。

株価が割高でないかを確認できる指標はこの2つ

  1. PER(株価収益率)
  2. PBR(株価純資産倍率)

詳しくは次章でお伝えしていますのでそちらをご確認ください。

割高でないかを確認する指標①:PER(株価収益率)

PERとは株価と純利益から割安か割高かを計る指標です。

PERの数値が低ければ割安、数値が高ければ割高と判断します。

計算式は「株価÷1株当たりの利益(EPS)」です。株価が1,000円のとき1株当たりの利益が100円であれば、「1,000円÷100円=10」となり、PERは10倍になります。同じ株価で1株当たりの利益を変えたケースを確認してみましょう。

1株当たりの利益PER
100円10倍
200円5倍
300円3.3倍
400円2.5倍
500円2倍

上記で一番割安なのは1株当たりの利益が500円でPERが2倍のケースです。逆に割高となるのは1株当たりの利益が100円でPERが10倍のケースとなります。こうしことから、ストップ高の翌日に買うならPERがなるべく低いほうが良いのです。

PERはココに注意しよう!

PERの注意点は割安と割高の明確な基準がないことです。

「○○倍なら割安」・「○○倍なら割高」とは断言できないため、数字だけでは判断ができません。このため、過去の推移や同じ業界のPERと比較する必要があります。

例えば、その銘柄の過去の推移が10倍程度であったときに15倍や20倍などであれば割高と言って良いです。その銘柄と同じ業界のPERの平均が5倍のときに8倍であるケースなら割高と言えます。

割高でないかを確認する指標②:PBR(株価純資産倍率)

PBRは株価と純資産から割安や割高を判断する指標です。

1株あたりの純資産に対して何倍の株価で株が買われているかを表し、1倍なら株価と企業価値が同等だと判断され、1倍を下回れば割安、1倍を上回れば割高と判断します。

1倍が基準になるのは株価と1株あたりの純資産が同額になるからです。PBRの計算式は「株価÷1株あたりの純資産(BPS)」です。株価が2,000円のとき1株あたりの純資産が2,000円であれば、「2,000円÷2,000円=1」となり、PBRは1倍となります。

PBRが1倍ですと「投資額=会社が解散したときに戻ってくるお金」となります。(あくまで理論上)例えば、PBRが1倍の企業に100万円投資してその企業が解散した場合、投資額の100万円が戻ってくることになるのです。

では、PBRが1倍を下回ったり、上回ったりするケースではどうなるか確認してきましょう。今回は株価が1,000円のケースでシミュレーションしています。

1株あたりの純資産PBR
100円10倍
500円2倍
1,500円0.6倍
2,000円0.5倍

1株あたりの純資産が100円のケースではPBRが10倍になっています。1株あたりの純資産に対して10倍の株価で買われていることを示しますのでかなり割高と言えます。このため、今すぐに買うと高値掴みになってしまう恐れがあります。

1株あたりの純資産が1,500円のケースではPBRが0.6倍です。1倍を下回った状態ですので割安と判断されます。そうしたことから、まだまだ上昇する余裕があると予想可能です。

PBRはココに注意しよう!

PBRの注意点はあくまで帳簿上のデータをもとにした過ぎないという点です。このため、本質的な企業価値とズレがあるケースもあります。

企業には帳簿上には掲載されない資産や負債があるケースもあるのです。このため、帳簿上の資産だけでは本当の企業価値は計測できないこともあります。そうした点も頭に入れておかないといけません。

ストップ高になった翌日に買うときはなるべく早めに!

ストップ高になった銘柄を翌日に買いたいときはスピードを重視しておくことが大事です。多くの証券会社では発注時刻の早い人を優先して注文を成立させる傾向があるからです。

例えば、「SBI証券」では以下の順番でストップ高になった銘柄の注文を成立させていきます。

SBI証券でのストップ高銘柄の配分順

  1. 成行注文
  2. 寄成注文
  3. 引成注文
  4. 不成注文
  5. 制限値段(ストップ高・ストップ安)の指値注文・制限値段(ストップ高・ストップ安)の寄指注文
  6. 制限値段(ストップ高・ストップ安)の引指注文

一番は「成行注文」ですが、おなじ成行注文でも発注時刻の早い人を優先します。そのため、早い時間に注文を出したほうが注文を成立させられる可能性が高いのです。SBI証券以外にもこうしたルールを強いている会社が多いため、ストップ高の翌日に買いたいならスピードを重視したほうが良いです。

まとめ

ストップ高になった翌日の値動きの傾向がどうなのかははっきりとは断言できません。正確なデータがないため、上昇するか下降するかは分かりません。このため、ストップ高の翌日の傾向を根拠にした投資は危険です。

大事なのは無理に買うようなことはせずに、本当に買う価値があるのかを確認することです。ストップ高になった後の株価が割高でないかを調査する必要があります。そのために「PER」と「PBR」を参考にするのがおすすめです。

PERとPBRを参考にした上で株価が割高でなく、まだ上昇の余地がありそうなときのみに買うようにしましょう。なお、ストップ高になった銘柄は発注時刻の早い人が優先して約定される傾向があるため、注文はできる限り早めにで出しておきましょう。

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