株式投資は、好きな企業の株を買ったり株主優待を楽しんだりということもできますが、多くの方が収益を期待して株式投資をしています。
株式投資で収益を出すには、勘やなんとなくトレードするだけではうまくいきません。
基本的なことを勉強し経験を積むことで、株式投資で収益を得ることができるでしょう。
そのために必要な勉強するポイントをご紹介します。
目次
株式投資の勉強は、株式投資を始める本や株式情報誌、インターネット情報などさまざまなツールがあります。
株のトレードを勉強する上で、特に重要となるのが「銘柄選び」です。
銘柄選びを間違えなければ、収益を得る可能性と共にリスクを軽減することができます。
重要なポイントに絞って、勉強方法を覚えておきましょう。
有名な企業だから株価が上がる。
ニュースに出た企業だから株価が上がる。
株式投資を始める方は、そのように考えていた方も多いでしょう。
長期的に見れば、ニュースに取り上げられたことで、1年後の業績が変わる可能性もあります。
ただし、短期で株式投資を考えている場合には、企業の情報以外にも見て銘柄を選ばなくてはいけません。
銘柄を選ぶポイントは、大きく分けて3つです。
流動性とは売買の多さである「出来高」。
売買の流動性が少ないと、売りたい時にも売れず、買いたい時にも買えないという現象が起こる可能性があります。
流動性が高いということは、注目度の高さがあるということでもあり、売買のしやすさは銘柄選びのポイントです。
ボラティリティとは、「株価の値動きの大きさ」を言います。
値動きが大きいということは、収益を得られる可能性があるということ。
逆に、値下がりすることもあるため、リスクも考える必要があります。
値動きが小さい場合には、リスクも少なければ収益も少ないです。
特に、デイトレードの手法には大切なポイントになります。
「流動性」「ボラティリティ」を活かすためには、最後のポイント「株価チャートの動き」が重要です。
流動性やボラティリティがあったとしても、株価チャートが下降トレンドの場合にはリスクが大きすぎます。
株価チャートにはトレンドがあり、「上昇」「横ばい」「下降」の3つ。
そして、値動きの位置が「天井圏」「中間圏」「底値圏」というように、どの位置にいるかも重要になります。
株価チャートの動きは、「底値圏から上昇トレンド」に向かう時点が、最大の「買い」ポイントです。
このように「流動性」「ボラティリティ」「株価チャートの動き」の3つが揃っていることが、株式投資で収益を得るための銘柄ポイントと言えるでしょう。
株のトレードの勉強は、本やインターネットで情報を得ることもできますが、実践での体験が一番の経験になります。
なぜなら、株価は決まった動きをするわけでなく、その時のさまざまな条件で変わってくるからです。
トレードの実践勉強をすることのポイントをご紹介します。
株式投資を始めて、実践で勉強している段階は、大きく儲けようという考えは控えておいた方が良いでしょう。
利益よりも、損失を大きくしないためのマイルールを作ることが大切です。
特に「買い」「売り」のタイミングに関わるルールは重要。
例えば5%上がったら成功として売るタイミング。
5%下がったら一度諦めて、損切りをする。
このようなルールがあることで、焦ったトレードをすることなく、冷静な判断で実践練習を積むことで自分のトレードスタイルができてくるでしょう。
成功例も大切ですが、失敗例を記録しておくことが、トレードの勉強として最大に活かせる材料となります。
人は一度失敗した事例を覚えておけば、同じような失敗をする可能性は低くなります。
失敗したケースをまとめておくことは大切なことであり、株式投資で大金が動く場合には冷静さを欠くことも珍しくありません。
株式投資になれたベテラン投資家でも、冷静な判断ができず焦ったトレードをしてしまいます。
成功したケースはもちろん、失敗したケースを忘れないようまとめておくと良いでしょう。
株のトレードはなんとなくではうまくいかず、勉強を積み重ねていくことが大切です。
特に銘柄選びは、企業判断だけでなく株価チャートやボラティリティなどを勉強して、値動きが上昇していく銘柄を見つけられるようにならなくてはいけません。
トレードの実践勉強で、マイルールや失敗例の記録なども積み重ねていきましょう。