株のトレードのやり方は人それぞれですが、基本的なトレード方法を知らずに勝てるほど株式投資は簡単ではありません。
トレード方法は、インターネットや本で勉強することはできますが、実践で覚えることが一番確実な勉強方法です。
実践に向かう前に、株のトレードの種類と特徴をご紹介します。
目次
株のトレードの種類は
の3パターンが主なトレード方法です。
トレードごとの特徴を知ることで、自分に合ったトレード方法をうまく使いこなせるようになり、株式投資で勝てるやり方を身に付けることができるでしょう。
「デイトレード」はその名の通り、1日の中で売買のトレードを繰り返す超短期手法です。
1日の中でも値動きが激しいとされる
が、デイトレードに最適な時間帯とされています。
他のトレード方法に比べて、銘柄選びが勝負となり、値動きが少ない銘柄や下降トレンドの銘柄は要注意です。
デイトレードは1日の中で多くの売買をするケースもあるため、取引数の多い出来高が高い銘柄がおすすめ。
1日の中の値動きで勝負するため、リスクが高いデメリットもあります。
売買のマイルールを決めて、売り抜く時や損切りするタイミングがブレないようにしましょう。
市場が動いている最中は目が離しにくいため、サラリーマンには不向きなトレード手法となるでしょう。
「スイングトレード」とは、1日のデイトレードより少しだけ長い、数日から数週間単位で売買をする手法です。
ある程度のスパンで、その銘柄のトレンドに合わせて売買を行い、長引かせるようにしないこともスイングトレードのポイント。
株を購入した時に高値掴みをしてしまうケースもあり、値が戻るのを待つために長期保有となってしまうこともあるでしょう。
スイングトレードは、短期間の中で資金をうまく回して利益を出すのが特徴的です。
株価が下がってしまい損失を増やすよりも、損切りして次の利益を狙った銘柄に切り替えていく柔軟性が必要となります。
数日から数週間のスイングトレードであれば、時間拘束のあるサラリーマンでもトレードしやすい手法です。
「ポジショントレード」は数カ月または数年という単位で株式投資する手法です。
仕事や日々の生活が忙しい方におすすめの手法で、短期間の値動きに振り回されることなく長い目で見て投資判断をします。
デイトレードやスイングトレードと異なり、企業の本質を見て成長できそうな株に投資する傾向が強いです。
トレードによる利益はもちろん、株主優待や配当金などを楽しみにしている方も多いでしょう。
値動きの一喜一憂により、慌ただしくトレードする必要もなく、焦った損切りをすることもありません。
ただし、長期間のトレードになるため、企業の業績を始め、社会情勢などの影響も受けやすくなります。
株のトレードの種類がわかったところで、実際に売買のトレードのやり方について解説していきます。
買い方や売り方の工夫で、リスクを軽減することやスピード感を持ったトレードも可能です。
株の買い方や売り方の基礎知識を身に付けていきましょう。
株の買い方は投資資金に合わせた銘柄選びから始まります。
現在の株式市場の売買単元は100株であり、例えば株価は698の場合、購入価格は69,800円です。
買いたい銘柄が決まったら、いくらで買いたいか決めます。
損失を軽減する方法やスピード感のある方法など、その時の値動きに合わせて購入方法を選択します。
買い注文をいれた後は、買いが成立されると「約定」と表記され、注文完了となります。
株の売り方は、株の購入時と同様に「成行」または「指値」。
ある程度の利益が見込めたら、売却を行い「利益確定」することがおすすめです。
欲をかきすぎて売るタイミングを逃してしまうと、思わぬ急下落に飲み込まれる可能性があります。
ある程度の利益がでたら一度利益確定を行い、また下がってきたタイミングで再度購入することや、別の銘柄に乗り換えることもひとつの手段でしょう。
売却の場合にも、成立すると「約定」と表記され、売却完了となります。
売買のやり方は「成行」「指値」を中心に、リスク軽減やスピード感を持った取引が可能。
それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルに合うトレード手法を選びましょう。