株式会社ソーシャルインベストメント

株の運用成績を上げるために必要なこととは

近年、過去にないほどの資産運用ブームが起きていますが、一口に資産運用といっても様々な商品があります。

資産運用の中でも代表的なのは株式投資でしょう。

株式投資は多くの方が行っているポピュラーな資産運用の方法ですが、皆さんは株の運用成績について考えたことがあるでしょうか?

そこで今回は、株の運用成績について説明をします。わかりやすく説明をしますので、ぜひ参考にしてください。

目次

アクティブファンドよりインデックスファンドの方が強い?

株式の運用成績を測るにあたって投資信託のアクティブファンドインデックスファンドを比較するのは良い方法です。

アクティブファンドとは、ファンドマネージャーが銘柄を選定し投資するファンドになります。

一方、インデックスファンドは、日経平均株価などに連動する投資信託です。

一見すると、プロのファンドマネージャーが銘柄の選定をするアクティブファンドの方が、運用成績は良さそうですが、決してそんなことはありません。

特に中長期保有するとなると、日経平均株価などの株価指数に連動するインデックスファンドの方が運用成績が良いことは多々あります。

つまり、プロのファンドマネージャーでも銘柄の選定は難しいのです。プロでも、難しい銘柄選定を個人の方が行うのはかなり難しいのではないでしょうか?

しかし、個人投資家には大きな武器が1つあります。

個人投資家の最大の武器は「時間」!

個人投資家は、ファンドマネージャーなどの機関投資家に比べ、知識や経験は少ないかもしれません。また、入ってくる情報量も圧倒的に違うでしょう。

しかし、個人投資家が、機関投資家に劣っているかというと決してそんなことはありません。

なぜなら個人投資家には「時間」という最大の武器があるからです。

機関投資家は、基本的に1年で結果を出すことが求められます。機関投資家によっては、もっと短い期間で結果を求められる可能性もあるでしょう。

このように、プロの投資家は、短い期間で結果を出さなければなりませんが、個人投資家は、そのような制約はありません。

多くの株式を見ると、長期間低迷しているものももちろんありますが、4~5年保有すれば大きく上昇する銘柄もたくさんあります。

投資した瞬間に大きく下落したとしても、配当が高い株を長年保有していれば、いつか投資元本を超えることもあるでしょう。

このように個人投資家は株の成績を長期で判断できますので機関投資家に比べ非常に有利な面もあるのです。

個人投資家は長期分散投資が基本になる!

個人投資家は、機関投資家と違い、時間があるので、基本、長期で運用成果を出すことを考えましょう。

運用成果を安定的に出すためには、やはり「長期分散投資」が基本になります。

しっかりとした銘柄選定を行い、長期で株式を保有することによって、配当を受け取れ続けますし、長い期間、保有すれば、どこかのタイミングで大きく上昇することもあるでしょう。

機関投資家はなかなかこの長期分散投資を行うのが難しい場合もありますので、個人投資家は、長い目で株式投資を行うのが、おすすめです。

IPOはやはりおすすめ!

個人投資家は、長期分散投資ができるメリットがありますが、やはり短期で利益を上げたい時もあるでしょう。

そのような場合、やはりIPOはおすすめです。IPOの中には、上場直後に大きく下落する銘柄もありますが、トータルして考えるとやはり大きく上昇する銘柄の方が圧倒的に多いです。

短期で大きな成果を出したい場合は、IPOに積極的に応募するのが良いでしょう。

以前は、IPO銘柄は証券会社の大口顧客などにしか配布されませんでしたが、最近はネット証券を中心に完全平等抽選を行っている証券会社も多くなりました。

完全平等抽選であれば、応募し続ければいつか当たる可能性もありますので、多くの証券会社に口座を作るのが良いでしょう。

IPOの注意点は、上場直後に上昇したらすぐに売却することです。

もちろん、IPOも中長期保有すれば、上場直後よりも大きく上昇する可能性もありますが、多くの銘柄は、上場直後に大幅に上昇し、その後大きく下落する傾向にあります。

短期利益を出したい場合は、IPOの場合、上場直後に売却するようにしてください。

まとめ

今回は、株式投資の運用成績について説明をしました。株式投資で大きな運用成績を上げるためには、知識や経験はもちろん必要ですが、長期で保有する姿勢が非常に重要です。

機関投資家の場合は、なかなか長期で保有できない場合もありますが、個人であれば、当面使う予定がない資金で投資をすれば簡単に長期投資ができます。長期投資ができる強みを最大限に活かし、しっかり利益を狙っていきましょう。

また、短期で利益を得たい場合は、やはりIPOがおすすめです。IPOは、最近は多くの証券会社で完全平等抽選を実施していますので以前に比べかなり当たりやすくなりました。

ぜひ多くの証券会社に口座を開設しチャレンジしていただければ幸いです。

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