株式会社ソーシャルインベストメント

少額投資するならどの銘柄?6万円以下で買える株をご紹介します。

将来の資産形成を考えて投資をしたいけど、急に大きなお金を投資するのは不安という方や、家族の同意を得られないという方もいるでしょう。

日本は投資というと資産運用ではなく、ギャンブルの一種のように捉える場合もあり、なかなか同意を得られないこともあります。

そのような場合には、まず少額で投資してみてはいかがでしょうか?

今回は、6万円以下の少額で投資できる銘柄をご紹介します。

目次

少額投資銘柄1:2337いちご

まずは、「いちご」をご紹介します。 1株441円(2019/10/25現在)ですから、100株44,100円で買うことができます。

「いちご」と聞くと何の会社かと思われる方もいるでしょう。

「いちご」は、不動産運用や太陽光発電所の開発、運営を行っている企業で、土地の有効活用はもちろん、地域活性化にも取り組んでいます。

配当金は1株当たり7円の実績があり、現在の株価からの利回りは1.59%となっています。

5年間の株価推移をみると、400円前後を行ったり来たりしているイメージですね。

600円を目指せるという意見を持つアナリストもいますから、この分野に期待できると考える場合は、購入を検討してみるのもよいでしょう。

また、この企業の特徴としては、一風変わった株主優待です。

Jリーグ観戦チケットの抽選を、複数回応募する権利がもらえますよ。

サッカー好きの家族には嬉しい優待ですよね。

少額投資銘柄2:2768双日

双日は自動車や航空分野などに強い総合商社です。

5大商社や7大商社など言われますが、双日は7大商社の中の1つです。

業績は好調に推移していますが、現時点で株価は割安に感じられます。

2016年:365 億円
2017年:407 億円
2018年:568 億円
2019年:704 億円(過去最高)

株主優待は残念ながらありませんが、配当は2018年で17円の実績があります。

1株341円(2019/10/25現在)ですから、100株34,100円で買うことができます。

4.9%程度と、なかなかの高配当ですね。

またこの8年間、配当金が増配されてきているのも見逃せません。

2009年度 2.5円
2010年度-2012年度 3円
2013年度 4円
2014年度 6円
2015年度-2016年度 8円
2017年度 11円
2018年度 17円

このように、着実に増えていますよ。

2019年度も17円の配当が予定されています。

さらに配当性向は30%以下で推移していることから、
今後も増配の余地は大きいと推察することができます。

今後の躍進が期待できれば、配当金を受け取りながら
高値を待つのもよいかもしれません。

少額投資銘柄3:9831ヤマダ電機

次は、家電量販店としてお馴染みの、ヤマダ電機です。

1株516円(2019/10/25現在)ですから、100株51,600円で買うことができます。

5年チャートを見ると、700円まであがったこともあれば、2019年に入って450円まで下がるなど若干波があるように見えるでしょう。

1株当たりの配当は13円となっており、
現在の株価から計算すると配当利回りは2.5%程度です。

配当狙いとしても悪くないのですが、
株主優待が充実しているのがヤマダ電機の特徴です。

ヤマダ電機の株主優待として、
自社のお買物券を3月末と9月末の2回、
年間3,000円分もらうことができます。

現在の株価から計算しても5.8%程度と驚異的な優待内容ですが、
株式継続の余裕1年以上でさらに優待が追加され、
2年目からは年間5,000円分のお買物券がもらえます。

驚異の9.6%分の優待内容となります。

ただ、このお買物券は1,000円以上購入した時に
500円券1枚使用可能という注意点があります。

つまり、手出しなしでの買い物はできず
「半額分をお買物券で買える」と考えるのが妥当でしょう。

しかし、それでも家電をよく買うことがあるご家庭は
重宝するお買物券と言えます。

また、最近は日用品やお菓子なども販売されていますから、
使う用途も広くなりますね。

株主優待でもらうことができるメリットには、
税金がかからない点も挙げることができます。

配当金でもらうと、NISAで購入しなければ
約20%程度の税金がかかってしまうからです。

せっかくの配当金が目減りしてしまうのですが、
優待であれば税金はかからず、
恩恵を充分に受けることができますよ。

ヤマダ電機の場合、
配当金2.5%
株主優待で5.8%
合わせて8.3%

さらに2年目以降ですと
配当金2.5%
株主優待で9.6%
合わせて12.1%
を受け取ることができる計算になります。

家族サービスにも使えますから、
家族からの理解も得やすい株式と言えるでしょう。

少額投資で始めよう!銘柄選びが大切

資産形成、運用と考えると、株式は最初に思い浮かべるものの、
多額のお金が必要と決めつけて諦めてしまう人もいるかもしれません。

しかし、たくさんある株式の中では、
ご紹介したように3万円から買えるものもあります。

50万円、100万円と必要となれば、
家族の反対にあうかもしれませんが、少額で配当金ももらえ、
場合によっては家族で使える株主優待もあることを伝えれば、
理解を得ることができるかもしれません。

そのためにも、銘柄選びをしっかり行いましょう。

どんなに本を読んだり、話を聞いても
実際にやってみないと感覚はつかめないもの。

まずは少額の投資から始めて、
配当金がどのように入金されるのか、
税金がどう差し引かれるのか、
そして優待の受け取り方などを確認してみてはいかがでしょうか。

自分がもっている株価を時々チェックしているうちに、
チャートの見方も少しずつ分かってくるでしょう。

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