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株のデイトレは現物のみで稼げるか?【メリット&デメリットを解説】

株の取引方法には「現物取引」と「信用取引」の2つがあります。

信用取引はリスクがあるため、

「デイトレを現物のみでやりたい!」

「現物のみで勝てるのか?」

「現物取引でデイトレをするメリットとデメリットは?」

などを知りたい人が多いようです。

そこでこの記事では現物取引のデイトレについて解説。

「現物のみで勝てるのか」や、メリットとデメリットまであなたの知りたいことがすぐに分かります!

目次

株のデイトレは現物のみで勝てる?

結論から言いますと現物取引のみでも十分勝てます。

現物取引のみのデイトレは制限があるものの、だからといって勝てないなんてことはありません。

実際に現物のみで勝っているトレーダーも沢山います。

また、初心者には現物のみのほうが選択肢も絞られてむしろ勝ちやすいかもしれません。

買いのチャンスだけを狙えば良いため、そこだけに集中すれば良く、余計なことに捉われずに済みやすいからです。

これが信用取引まで追加すると「今は買うべきか?それとも売るべきか?」などと、迷いが生じることがあります。

初心者だと判断力や技術力が不十分であるため、トレード中に迷ってしまいがち。

デイトレはスピードが重視されるため、トレード中の迷いは致命的です。少しの迷いがチャンスを逃す原因になりやすいです。

そのため、初心者には現物取引のみのデイトレをオススメします。

株のデイトレを現物のみで行うメリットはこの3つ!

株のデイトレを現物のみで行う場合、以下のようなメリットがあります。

  • 口座資金以上の損失がでない
  • すべての銘柄で取引できる
  • 口座開設するだけで取引できる

口座資金以上の損失がでない

現物取引では口座資金以上の損失はでません。

口座資金以上の取引はできないからです。

例えば、口座資金が50万円までなら50万円分の取引しかできず、損失額も最大で50万円です。

それに対して信用取引はレバレッジを掛けて口座資金以上の取引が可能。

レバレッジは最大約3.3倍掛けられます。

口座資金が50万円なら約165万円まで取引できるということです。

このように信用取引は手持ちの資金以上の取引ができるため、損失額も口座資金以上になってしまうこともあります。(この状態を「追証」と呼びます)

すべての銘柄で取引できる

現物取引では株式市場に上場している銘柄をすべて取引できます。

従って、取引できる銘柄の選択肢の幅が非常に広く制限もないです。

一方、信用取引は取引銘柄が限定されています。

信用取引には「一般信用取引」「制度信用取引」がありますが、制度信用取引はさらに取引できる銘柄が絞られてしまいます。

一般信用取引とは
証券会社のルールで行う信用取引

制度信用取引とは
証券取引所のルールで行う信用取引

口座開設するだけで取引できる

現物取引は口座開設するだけで取引が開始できます。

証券会社に口座開設して入金するだけで良く、特別な手続きは必要ありません。

それに対して信用取引は審査があります。

年齢や資産状況、投資経験などを確認され、証券会社によっては電話がかかってくることもあるようです。

デイトレ以外だとこんなメリットもある!

現物取引はデイトレ以外だと以下のようなメリットがあります。

  • 株主優待が貰える
  • 配当金が貰える
  • 決済期限がない

銘柄によっては株主優待を用意している場合もあります。株主優待は企業が決めた日まで保有しているだけで得られるため非常にお得です。

配当金が得られる銘柄もあります。こちらも株主優待と同じで企業が決めた日まで保有しているだけでOKです。

現物取引は信用取引のように決済期限がありません。そのため、長期投資に強く、長期間ポジションを保有したい人に向いています。

株のデイトレを現物のみ行うデメリットはこの3つ!

株のデイトレを現物のみで行うことには、以下のようなデメリットもあります

  • レバレッジを掛けることができない
  • 下落相場では稼げない
  • 差金決済の禁止に接触することがある

レバレッジを掛けることができない

現物取引はレバレッジを掛けることができません。

よって、手持ちの資金のみでしか取引できないです。

そのため、資金が少ない人は得られる利益がどうしても少なくなってしまうという問題があります。

資金が増えていくスピードも遅いです。

それに対して信用取引は約3.3倍までレバレッジを掛けられるため、手持ちの資金以上のお金で取引ができます。

レバレッジを上手く活用できれば資金が加速的に増えていきます。

下落相場では稼げない

現物取引は「買い」しかできないため、下落相場では稼げません。

もし1日中下落相場だった場合、現物取引だと取引機会がまったくないことになります。

一方、信用取引であれば「売り」から入れるため、下落相場でも利益が取引が可能。現物だけのときよりチャンスが増えます。

とはいえ、デイトレの場合、5分足のような短い時間足を使うため短期的に上昇相場になる場面はあるかと思います。

そうしたときにトレードすればOKです。

差金決済の禁止に接触することがある

デイトレを現物のみで行うと「差金決済の禁止」に接触してしまうことがあります。

差金決済の禁止とは、「同じ資金を使って同じ銘柄を売買するのは禁止」というもの。

おもに同じ銘柄で回転売買するときに起こってしまう問題です。

例えば、以下のようなトレードをしたとしましょう。

  • 口座資金10万円
  • 購入した銘柄:銘柄X・価格10万円
  • 利益:1万円

上記の結果、口座資金は11万円になりました。

その後、銘柄Xで再びチャンスが来たため、買おうとしたができなかった。これが差金決済の禁止です。

このケースでは同じ資金を使って同じ銘柄を売買しています。

口座資金は11万円ありますが、最初の売買で10万円を使用しているため、銘柄Xに新規で使用できるのは利益で上げた1万円のみなのです。

このように、現物取引のデイトレでは差金決済の禁止に気を付けないといけないのです。とくに資金が少ないと接触しやすいので注意です。

なお、信用取引なら差金決済の禁止は適用外となります。

まとめ

株のデイトレは現物のみであっても勝てます。

とくに初心者は選択肢が絞られるため、取引に慣れるまでは現物のみでデイトレするほうがオススメです。

そんな株のデイトレのメリットとデメリットは以下であるため、確認しておきましょう。

  • メリット
    • 口座資金以上の損失がでない
    • すべての銘柄で取引できる
    • 口座開設するだけで取引できる
  • デメリット
    • レバレッジを掛けることができない
    • 下落相場では稼げない
    • 差金決済の禁止に接触することがある

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