「株のスキャルピングで勝てない・・・」
「勝つためのコツが知りたい」
「負ける理由が分からない」
このような人に、株のスキャルピングテクニックをお伝えしています。
当記事で紹介中の9個のテクニックを実行すれば、スキャルピングの勝率が跳ね上げるため、ぜひ詳細を確認して取り入れてください。
目次
株のスキャルピングでは、出来高とボラティリティが多い銘柄を選ぶのが重要です。
出来高とは、売買が成立した株数のことです。出来高は人気を表す数値となるため、多いほど活発に取引されています。
ボラティリティは価格の変動幅を指します。ボラティリティが大きい銘柄ほど株価が良く動き、小さい銘柄ほど株価の動きが少ないです。
スキャルピングで出来高とボラティリティが重要な理由は、この2つが十分でないと安定して売買できないからです。
出来高が少ないと取引量がないため、売買したい株価で取引するのが難しいという問題がりあります。株価は需要と供給によって決まるからです。
ボラティリティが小さいと株価が動かないため、利益を上げにくいです。
こうした理由により、スキャルピングでは出来高とボラティリティが重要視されます。
出来高の多い銘柄は「ヤフーファイナンス」などで確認可能です。
ボラティリティが高い銘柄は「株マップ.com」などで確認できます。
株のスキャルピングでは、トレンドが出ている銘柄でトレードしたほうが良いです。
トレンドとは以下のように方向性がはっきとしている相場を指します。
トレンド相場でスキャルピングすべき理由は、トレンド相場ではそちらの方向にエントリーすると勝ちやすいからです。
トレンドは継続する傾向があるため、トレンド方向にエントリーすれば自然と勝率が上がるのです。
そのため、トレンドが発生している銘柄でスキャルピングしたほうがずっと効率的。わざわざ方向性がはっきりしない銘柄を選択するのは非効率です。
トレードする銘柄の候補を事前にいくつか絞っておき、トレード開始前にトレンドが発生している銘柄を選んでスキャルピングしましょう。
株のスキャルピングでは、取引ルールを決めて厳守することも大事です。
取引ルールのないトレードは感覚や勘で行なっているものでしかなく、ギャンブルと変りありません。
それでは勝てませんし、取引のどこが良かったのか、悪かったのかの検証もできないため、トレーダーとして成長もできないです。
そうでなく、以下のような部分をきちんと決めてトレードしましょう。
株のスキャルピングではチャートに水平線を引いておくと有利に戦えます。
水平線とは次のようなチャート上に引く水平のラインです。
水平線を引いておけば、株価の反転しそうなポイントを見える化できます。
水平線は大勢の人が注目する価格帯に引くため、そこまで株価が来ると反応して反転する現象が起きることがよくあるのです。
この現象を知っておけば、水平線付近に株価が来たときに次のような戦略が取れます。
そのため、以下のようなポイントに水平線を引いておくのがおすすめです。
株のスキャルピングは売買手数料を軽減することも非常に大事です。
株では売買手数料として、「新規売買手数料」と「決済手数料」を支払うのが基本。例えば、売買手数料が100円なら1回のトレードで往復200円の手数料がかかります。
スキャルピングは回転売買なため取引回数が多くなり、売買手数料を支払う回数が増えます。
仮に1回のトレードで往復200円の売買手数料が発生する場合、100回トレードすると売買手数料の総額は「200円×100回=20,000円」です。
このように売買手数料だけでかなりのものになってしまうのです。
売買手数料を抑えるための方法は2つあります。
売買手数料は証券会社によって異なるため、売買手数料が安い証券会社を利用することで軽減できます。
証券会社によって特別なプランを用意していることもあります。
例えば、「1日の取引金額が100万円までなら売買手数料無料」・「ポジションを当日中に決済すれば売買手数料無料」とったプランです。
こうしたプラン利用することでも売買手数料を抑えることができます。
株のスキャルピングでは感情的になってはいけません。
感情的になるとトレードに悪影響を及ぼし、以下のようなしてはいけない行動をとってしまう可能性が上がります。
上記のような行動をしていては絶対に勝てません。ヘタをすると大きな損をして相場から退場になることもあります。
スキャルピングは感情的にならず、淡々と機械的に行うのが重要です。
もし感情的になっていると感じたら一旦、相場から離れて落ち着いてからトレードに望むのがおすすめです。
株のスキャルピングでは、ポジポジ病を発症しないようにすることも大事です。
ポジポジ病とは、つねにポジションを抱えていないと不安で仕方のない精神状態に陥ってしまことを指します。
おもに「チャンスを逃したくない!」という機会損失を回避したい感情が原因です。
ポジポジ病になると、焦ってトレードルールを無視してエントリーしたり、適当な理由をつけてポジションを持ったりする傾向があります。
しかし、そうしたときに限って負けトレードになりやすく、ポジポジ病を重症化させる悪循環を生みます。
株のスキャルピングでは焦る必要なんてありません。チャンスなんていくらでもあります。
ポジポジ病を発症していると思ったら、一度相場から離れるのも手です。一旦、心と頭をクールダウンしてそれから再度トレードしましょう。
株のスキャルピンでは、インジケーターの組合せで「ダマシ」を回避することも重要です。
ダマシとは
ダマシとは、相場がインジケーターやチャートパターンなどのサインとは逆に動くことです。例えば、インジケーターで上昇サインが出たのに相場は下降するというのが典型的です。
スキャルピングでは1分足や5分足などの短い時間足が使用されますが、短い時間足ほどダマシが発生する可能性が上がります。
そこで2つのインジケーターを組み合わせてダマシの回避をするのです。
おすすめは「トレンド系」と「オシレーター系」を組み合わせることです。
トレンド系のインジケーター | オシレーター系のインジケーター |
---|---|
移動平均線 ボリンジャーバンド 一目均衡表 パラボリック | RSI ストキャスティクス CCI MACD |
トレンド系はトレンド相場で有効なインジケーターです。
といったものを確認できす。
オシレーター系はおもにレンジ相場を得意とするインジケーターです。
「売られすぎ・買われすぎ」と相場の過熱感を確認するために使われます。
トレンド系とオシレーター系の2つを使用することでお互いの弱点を補うことができます。
例えば、移動平均線とストキャスティクスを併用するなら、エントリーするのは2つのインジケーターでサインが出たときのみです。
そうすれば、ひとつのインジケーターのときよりもエントリー条件が絞り込まれ、ダマシを回避できる可能性が上がります。
株のスキャルピングでは、ファンダメンタルは考えないようにしておきましょう。
ファンダメンタルも相場に影響を受けるのですが、数秒から数分で決着をつけるスキャルピングでは、ファンダメンタル分析をしている暇はありません。
そのため、スキャルピングはテクニカル分析のみでOKです。
株のスキャルピングで勝つためのテクニックは次の9個です。
この9個のテクニックを取り入れるだけでも勝率がグンっと跳ね上がるため、ぜひトレードに導入してみてください。