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割安株から株主優待を獲得しよう!割安株から優待を見つける方法とは?

割安株から株主優待をお得に購入するテクニックは、人気投資家の桐谷さんのキャラクターが人気になったおかげもあり、株主優待制度だけでなくお得な優待の紹介や上手な株の買い方などが、マスコミでも報じられています。

本記事では、割安株から高利回りの株主優待を見つける方法と、株主優待獲得のせいで株価下落による損することがないようにする方法をご紹介します。

目次

割安株から優待を見つける方法

まず、株主優待を出している銘柄の中から、割安で株式を購入できる方法を紹介します。欲しい株主優待が決まっていて、その銘柄を割安で購入したい方は、この章を飛ばして、次から読んでいただいて構いません。

まず割安で株主優待のある銘柄と言っても、購入単価が高くては手が出ないでしょう。まず購入単価を30万円以下と2万円以下の銘柄で分けて調べてください。この分け方をする理由は、株主優待を出している企業側が、株を買ってくれそうな顧客の、購入単価を考えて株価を調整している場合が多いからです。実際、株主優待を決定したときに、株式分割をして株式の購入単価を調整する企業は多いです。

次に割安かどうかの基準ですが、PERで判断してみましょう。

PERは企業の利益に対して株価が何倍で取引されているか、という指標です。株主優待を出す企業は、利益がある程度安定していることが多く、その利益と株価を維持するために、株主へのサービスとして株主優待を検討しています。つまり、株主優待を出している企業の中でもPERが低い企業は、株主優待目当ての株主が、商品も購入してくれることで、利益と株価を維持できている部分が大きいと言えるのです。当然、株主優待の利回りも高くなっていることが多いです。

具体的なPERのねらい目ですが、PER12倍を切っている銘柄が、優待利回りの高い割安株と言ってよいでしょう。有名な外食チェーン店がPER30くらいで株主優待を出しているケースがありますが、株価に対して優待の利回りが低くなるので、株主優待の利回りが欲しい方には購入のメリットが少ないと言えます。


優待株を安く買う方法

欲しい株主優待を出している割安株を見つけたら、次はいつどうやって買うか?という問題に直面します。いくら株主優待がもらえるからと言って、株価が下がって損をするようでは、本末転倒です。ここでは、少しトレーディングの要素を絡めた割安優待株の購入タイミングを紹介します。

まず何よりも安心できる方法として、なるべく早い段階から株価をチェックすることをお勧めします。そしてそのチェック方法は、株価チャートを3年分以上見ることです。3年分のチャートを見ると、株価が一定の周期性をもって動いていることが見えてきます。

例として9202の全日本空輸(ANA HD)のチャートをご紹介します。ANAの配当権利落ち日は3月末の決算になります。2016年から2018年まで株価は大きく上下しているように見えます。しかしよく見ると、3年とも9月の株価が翌年の3月末よりも安くなっていることが見て取れます。一番成績の悪い2017年9月から2018年3月末でも株価は同値までしか、下げていません。つまり、6か月前に株を購入しておけば、この3年間は損することなく株主優待を手に入れることができているわけです。

もちろん、今年の3月末が100%同じようになるとは言えませんが、株式投資の基本である過去検証でこれだけの成績が見込めるなら、試す価値があるでしょう。

株主優待株で損をしないテクニック

割安優待株購入で損をしないために、高度なテクニックである、つなぎ売りをご紹介します。このテクニックは、株価が安い位置で割安優待株を購入しても不安な方に、2重の保険を掛けるイメージで使っていただける方法です。

この方法を一言でいうと、一般信用取引による空売りをして、株価下落リスクを無くすという方法です。具体的な例を挙げると、ANA株を株主優待獲得のために1000株購入します。この時、同じ株価以上で1000株の新規売建ポジション(空売り)を持ちます。こうすることで株価が上がっても、下がっても、利益が乗ることもありませんし、損をすることもありません。含み損益に変化がないので証拠金の心配をする必要もありません。

ここでいくつか注意点があります。まず、売買手数料分は損をします。次に、売建には信用取引の金利支払いが必要になります。少額ですが日割りでつくので意外と負担になる場合もあります。最後に、配当権利落ち日に売建分の配当金を支払う必要があるので、配当金は手に入れられません。つまり、株主優待を獲得するコストとして、上記3点を支払う必要があるということです。

もし、トレーディングテクニックに自信があるようでしたら、売建する日を、なるべく配当権利落ち日に近くするようにしましょう。そうすれば空売りの金利支払いが少なくて済みます。さらに、現物買いよりも高値で売建ができれば、その分の利益を得られることになります。

まとめ

割安株から株主優待をみつけ、損をしない売買の方法を紹介しました。3月末の株主優待獲得時期が迫っています。この記事を参考に、お好みの株主優待を獲得してください。

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